生産性改善34 AI愛子の大幅アップデート1

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■愛子の最大の課題は「速度」。現場は待ってくれない

基本機能はおおむね完成したAI愛子。でも現場で使うには、まだ決定的な弱点がありました。反応速度です。
外部の生成AIに頼ると、アクセス混雑や処理時間でどうしても待ちが発生します。製造の現場では一分一秒が売上に直結します。

だから方針を切り替えました。狙いは「10秒以内の即答」です。
詳しい技術の話は技術解説版に回し、このブログでは使い方
に絞って紹介します。

■電話帳の本当のニーズは「短縮」

番号そのものより、短縮番号が欲しい。
紙の短縮番号表を見ながら探すと、慣れていない人は目的の会社がどこに載っているのかで時間を使ってしまいます。

そこでサンネーム用ショートコマンドを愛子に仕込みました。

ショートカットさえ覚えれば反応する、職人向け・最短入力のしかけです。

「た さ」

「はい。サンネームの短縮(自社なので)はありませんが、電話番号は 03-3415-2343 です。」

要時間の目安:約1秒 これぞAIの鬼返信。

「ふぁ さ」

「はい、サンネームのFAX番号は03-3415-9835です」

所要時間の目安:約0.5秒(好調時)

「さとは」

「はい、サンネームの会社の情報は以下です・・・・」
(社名、所在地、代表番号、事業内容、営業時間の順で表示)

所要時間の目安:1秒

計画は10秒以内の爆速返信でしたが、想定よりもずっと速くできたのは素晴らしい。

■仕組みのポイント

「た」は短縮、「ふぁ」 はFAXのショートカットとして登録しておきます。
会社名は「サンネーム」「さん」「さ」などあいまい対応。
スマホの文字入力が苦手でも、母音と一文字で届く設計にしています。

これはAIの言語認知能力にサンネーム用語としてショートカットを作った成果です。

スマホに文字を打つのが遅い職人でも、これなら使える。

と思ったら。

「えっと、スマホでスペースってどうやって打つんですか?」

「そこか!」


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