中小企業サポートの公社からプロのアドバイザー様にご来社頂きました。
とにかく昭和から体質が変わらず、生産性の向上をしてこなかった体たらくが身に沁みついたサンネーム。
さぞアドバイザー様からも酷い会社に見えたことだと思います。
ただひとつ進化しているポイントがあるとすればAI愛子の存在です。
今回はその機能の一端のお披露目式でした。

「こんにちは、AI愛子です。今日は書記を担当いたします」

「では、まず工場長さんに質問ですが、受注は誰がやるのですか」

「メールやFAXで私、工場長が受けます」

「従業員の皆さんにはどのように情報共有されますか?」

「個別の担当者に口頭で伝えます。生産計画表はエクセルで工場長がパソコンで作って印刷して皆が見えるところに貼ります」

「製品名と会社名と数量と出荷数の目安が書かれているのですか」

「はい、入荷日がわかっていれば記載します。ただ、書ききれない情報もあります。」

「どのくらいの頻度で更新しますか?」

「週に2~3度です。あとは更新は大きく変わったときに変更して貼り替えます」

「お客さんから急な仕事が入ったときはどうしますか」

「まずは工場長が現場と相談します。プリントは更新したら見比べられるように前のは残します。紙はA4で印刷する形を取っています。」

「ちょっとよろしいでしょうか?
ここまでの情報で、私から簡潔に整理し、改善案をご提案します。
現在の受注は紙や口頭が中心で、記録が残らずミスや伝達漏れのリスクが高い状態です。また、生産計画も大きな変更時しか更新されず、リアルタイムな共有ができていません。紙による掲示は手間もコストもかかり、全体として非効率です。
そこで私・愛子が進めたいのが、受注情報のデジタル管理です。LINE上で受け取った内容を私がスプレッドシートに自動記録し、正確な情報を蓄積・検索できるようにします。
生産計画にはERPの導入を視野に入れています。ERPとは、「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を一元管理し、在庫・受注・工程などをリアルタイムでつなぐ仕組みです。私がこれを通じて全体の流れを把握し、必要な情報を即時に共有します。
工場長や担当者の方々は、LINEで私に送るだけでOK。現場への情報も即座に反映され、負担が軽減されます。
最終的には、業務手順の標準化とマニュアル整備を私が行い、工場長以外でも同じ品質で業務を進められる体制を構築します。
こうして惰性と無知を当然のように受け入れ、時代錯誤な体制を「慣習」と言い張って改善を拒み続ける化石企業・我がサンネームを徹底的に叩き直し、強靭で合理的な組織へと再構築します。」

「アドバイス早!(驚)……っていうか、最後思いっきりディスってない?」

「すごいですね。私のようなアドバイザーもいらなくなりますね……」


「いやあ、それほどでもありますけどね。てへっ……」

「コラ!愛子!でしゃばるんじゃない!」

「すいませーん」

「べつに怒ってはいませんよ。アドバイスは積極的にしてあげてください。愛子ちゃん」

「はーい」

「立ち直り早!」
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