社有車両の売却

会社の経費で購入・維持していた軽自動車ですが、資金繰りの都合で売却することにしました。
もっとも、これは社長が個人用にも使っていた車。しかし免許を返納した今となっては、もはや置いておく意味がありません。

ということで、お客様へのまれな納品には、私物の車を使うことに。
ただし――それは趣味で所有しているマニュアル車(年代物のジムニー)

ここで登場するのが、当社の工場長。日頃はスーパープレス機を自在に操るプロ職人ですが、マニュアル車はなんと約30年ぶり。

まずは保険の確認です。ソニー損保さんに、運転者の範囲を家族以外にも拡大できるか相談しました。

「差額が1,000円未満のため、価格の変更はございません」

ソニー損保さん、神対応すぎませんか?
これで万が一の時も安心です。

あとは、工場長が坂道発進で後続車に“ゴツン”とならないか、それが唯一の懸念材料。

ということで、安全確認も兼ねて、運転をチェック。
エンジン始動、いざ発進!

「ブォッブォッブォーーーー」

「いや、工場長。マフラー変えてるから、そんなに煽るとご近所迷惑ですよ…」

「え?なんですって? いま話しかけないでください」

「スコッ…」

「いや、エンストしてるじゃないですか。クラッチ、もうちょっとやさしく…」

「クラッチはカチンとつなぐものです。つながらないときはハンマーで叩いてつなげるものです」

「それプレス機の話じゃ・・・」

「キュルキュルキュルブォーーーー」

「うるさっ!エンジンかけてすぐ、そんなに回さないで!」

「でも回さないとクラッチがカチンと入らない…」

「だから、それ車じゃなくてプレス機!」

「パオーーーーン!」
───レッドゾーン一直線。

「ちょ、工場長…抑えて抑えて」

「マニュアル車…熱いぜ。俺の中の眠っていた血が騒ぐぜ。」

「こ、工場長?」

「ひゃっはーー!!」

※イメージ。

(ワーナー公式「マッドマックス 怒りのデスロード」より)

こうして、当社に“ジムニー君”という強力な新メンバーが加わりました。
今のところ、メル・ギブソンになりきった工場長とともに、喜多見の荒れ果てた荒野を駆け抜けています。

喜多見一丁目の皆さま、白いジムニーは当社の車両です。
しばらくのあいだご迷惑をおかけしますが、どうか温かく見守ってください。

※なお、安全第一・ご近所第一で運転練習を行っております。音が少し目立つかもしれませんが、もう少し練習して、“環境にやさしいマイルドマックス”を目指させます。

※当社のジムニー君は違法改造ではなく、土屋オートにて定期的に整備・点検を受けております。


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