さて、例え経験豊かな職人であったとしてもミスは付き物です。
あまり想像できないかも知れませんがミスをするのは人間だけではありません。機械も、あのコンピュータさえもミスはするものです。
(機械のミスは『誤動作』という言葉で表現されます)
さて、本日はシャーリングにまつわる「あるあるなミス」をお届けします。
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「あれ?今日の完成品、個数少なくない?」
「お客さんの方で印刷ミスがあったから、そんなもんかもな。」
プレス加工業を本業とする当社では、こんな会話は日常茶飯事です。
いくら正確に数えても納品数量が足りないことがあります。お客様の方で加工前の素材が少なく納品されるミスも時々あるので、『まあ、そんなもんかな』と流してしまうこともしばしば。
ところが、出荷直前になって——
「誰か〜!シャーリングに材料残ってるぞー!」
※シャーリング:金属素材などを上下の巨大な刃で一刀両断する加工方法です。せん断加工とも言います。

正確に位置を合わせ、この写真にある上の刃を高速で落とし、素材を切断します。
当社では、このシャーリングによる高速かつ正確な切断加工に優れています。
ただ、ご覧の通り、素材は職人の手前から送り込みます。そのため、切断された素材は奥側(職人と反対側)に落ちてしまいます。
さらに、手元にも素材が残るため、つい奥側に落ちた材料を次の工程に持っていくのを忘れてしまうのです。
大体、次の工程が終わったあとに気付くのですが……(いや、ダメでしょ)。
商品の品質には影響しないものの、材料を数えたり探したりする無駄が発生します。
忙しいときほど、ついお客さんのせいにしてしまう。これが“シャーリングあるある”でした。

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